「キッチンをリフォームしたいけど、費用はどれくらいかかるんだろう?」と気になっていませんか。
はじめまして。私は、リフォーム会社で働く建築士です。
日々キッチンリフォームの見積もりや現場に関わるなかで、「何で金額が変わるのか」「どう選べば損をしないか」を間近で見てきました。
この記事では、業者側にいるからこそ言える本音として、キッチンの種類による違い・費用相場・全部替えずに済ませる方法・賢い選び方までお伝えします。
読み終わるころには、適正な予算感がつかめているはずです。
ぜひ最後まで読んでください。
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そもそもキッチンには2種類ある

費用の話に入る前に、知っておいてほしい前提があります。ひとくちに「キッチン」と言っても、
大きく2種類あり、どちらかによって費用が大きく変わります。
- ブロックキッチン(セクショナルキッチン):
流し台・コンロ台・調理台といったパーツを、一つずつ独立して組み合わせるタイプ。天板が分かれていて、ガスコンロは上に置く据え置き式です。製品価格が安く、壊れたパーツだけ交換できるのが利点。昔ながらの住宅や賃貸、事務所の給湯室などでよく見られます。 - システムキッチン:
1枚の天板(ワークトップ)で全体がつながった一体型。食洗機などをビルトインでき、デザイン性や掃除のしやすさが高いのが特徴で、現在の主流です。
まずは「自分の家のキッチンがどちらか」「どちらにしたいか」を意識しておくと、費用の見当がつけやすくなります。
私の現場での肌感で言うと、地区30年以上のお宅はブロックキッチンを使っていることが多いんですが、だいたい最近のお宅ではシステムバスが一般的です。
キッチンリフォームの費用相場【目安】
タイプ別・工事範囲別のおおよその目安は次の通りです。
- ブロックキッチンの交換:約30万〜80万円(本体が安めなので総額も抑えやすい)
- システムキッチンの交換(同じ位置・標準グレード):約100万〜150万円
- システムキッチン(ハイグレード・対面など):約150万〜200万円
- 部分的なリフォーム(下台だけ・コンロだけ等):十数万円~約50万前後
あくまで目安で、実際の金額は現地調査やグレードによって変わります。
体感一般的に多い価格帯は、大体120万ぐらいが多いかなと思います。
人気のペニンシュラキッチンで後悔しやすい点と対策は、こちらでくわしく解説しています。

実は全部替えなくていい|キッチンの部分リフォームという選択肢
ここが多くの人が知らないポイントです。
キッチンのリフォームは、必ずしも「丸ごと全部交換」しなくてよい場合があります。
たとえば、次のような部分的なリフォームが可能です。
- 下台(流し台)だけ交換する
- コンロやレンジフードだけ交換する もしくは そのまま既存のものを使う
- 壁のタイルはそのまま活かす
特にブロックキッチンはパーツが独立しているため、傷んだ部分だけの交換がしやすい構造です。
「全部替えるしかない」と思い込むと予算が一気に膨らみますが、必要な所だけ直せば費用をぐっと抑えられます。
実際に食洗機のみ交換をするという工事とかも実際にやったことあるので、壊れたところだけ工事するのも一つの手かなと思います。
キッチンリフォームの費用が変わる主な要因
同じ「キッチン交換」でも、何を選ぶかで金額は大きく動きます。
主な要因を見ていきましょう。
本体のグレード
標準からハイグレードまで幅があり、天板の素材(人造大理石・ステンレス)や扉のグレードによって本体価格が変わります。これが総額に大きく響きます。
人気のタッチレス水栓のデメリットと選び方は、こちらでくわしく解説しています。

メーカー・シリーズによる違い
同じような仕様でも、メーカーやシリーズによって価格や標準装備が異なります。どこを選ぶかで費用も使い勝手も変わります。
オプション・設備(食洗機・IH・レンジフード等)
食洗機、IHクッキングヒーター、上位グレードのレンジフード、収納オプションなどを足すと加算されます。一つひとつは小さくても、積み重なると数十万円変わることもあります。
食洗機を付けるか迷っている方は、後悔しやすいポイントと選び方をこちらでくわしく解説しています。

キッチンリフォームの費用を賢く抑えるコツ
「必要な所にお金をかけ、不要な所は削る」のが賢い抑え方です。
- 全部替えず「部分リフォーム」で済むか検討する(前の章で紹介した方法)
- グレードは使い方に合わせる:毎日使う所は妥協せず、こだわらない所は標準で十分
- 設備は必要な物だけ選ぶ:オプションは「本当に使うか」で取捨選択
- 相見積もりを取る:適正価格を知るには複数社の比較が一番(取り方は記事③で解説)
実際に、私の自宅でもオプションで深型食洗機を入れました。
深型食洗器はオプションで少し価格高いのですが、大きいお皿・鍋などが余裕で入るようになります
毎日使うものでストレスを感じたくなかったっていうのが理由です。
結果、すごく満足しているので検討中の方はご参考まで。
キッチンリフォームの注意点

最後に、見積もり時に知っておくと安心な注意点です。
- 古いキッチンを外したら、床や壁が傷んでいた → 補修が必要になることがある
- ブロックからシステムへの変更などでは、サイズや配管・電気が合わず追加工事になることがある
- マンションは管理規約やパイプスペースの位置の制約で、希望どおりにできない場合がある
なお、省エネや介護を目的としたリフォームは、国や自治体の補助金・減税の対象になる場合があります。最新の制度は自治体などで確認してみてください。
実際にあった「キッチンリフォームの後悔」は、こちらでくわしく紹介しています。

工期=キッチンが使えない期間に注意
- 同じ位置での交換:おおむね2〜4日
- レイアウトや配管変更を伴う場合:1週間以上かかることも
その間は調理ができないため、簡易的な食事の準備が必要です。
業者によって金額はバラバラ|だから相見積もり
正直に言うと、同じ工事でも業者によって見積もり金額はかなりバラつきます。
だからこそ、2〜3社で相見積もりを取り、適正価格を知ることが大切です。中の人として言うと、相見積もりを取られる業者は、いいかげんな金額を出しにくくなります。
とはいえ、自分で何社も探して連絡するのは大変です。そこで便利なのが、無料でまとめて複数社に依頼できる一括見積もりサービスです。
相見積もりの正しい取り方・マナーはこちらでくわしく解説しています。

まずは比較してみることから
条件を一度入力するだけで、対応エリアのリフォーム会社から無料で見積もりが届きます。
- 完全無料で利用できる
- 複数社のプランをまとめて比較できる
- 入力はかんたん3分で完了
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まとめ|種類と相場を知れば、キッチンリフォームは怖くない
最後に、キッチンリフォームの費用のポイントをおさらいします。
- キッチンには2種類(ブロック/システム)あり、どちらかで費用が変わる
- 相場はブロック30万〜80万円、システム50万〜200万円が目安
- 「全部替えなくていい」部分リフォームで費用を抑えられることもある
- グレード・メーカー・オプションで金額が変わる
- 業者で金額はバラつくので、適正価格は相見積もりで確認を
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