「リフォームは相見積もりが大事」とよく聞くけれど、いざやろうとすると「何社に頼めばいいの?」「どう進めればいいの?」と迷いますよね。
はじめまして。私は、リフォーム会社で働く建築士です。
日々お客様の相見積もりに対応する立場から、「こう進めれば失敗しない」というコツを間近で見てきました。
この記事では、業者側にいるからこそ言える本音として、以下をお伝えします。
- リフォームの相見積もりは何社が適切か
- 失敗しない正しい取り方の手順
- 知らないと損するマナー・注意点
- 金額以外で「良い業者」を見抜くポイント
読み終わるころには、自信を持って相見積もりを進められるようになっているはずです。
ぜひ最後まで読んでください。
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リフォームの相見積もりは何社が適切?

見積もりが出そろうまでには、早くても1〜2週間かかります。
なかには4社・5社と取る方もいますが、正直に言うと、それ以上増やしても結果はそれほど変わりません。むしろ社数が増えるほど、日程調整や比較の手間が増えて、自分が大変になるだけです。
「多ければいい」というものではなく、しっかり比べられる2〜3社に絞る。
これが現場感覚でのおすすめです。
比較する会社が見つからないときは一括見積もりを使う
そもそも「比較する2〜3社をどうやって探せばいいの?」という方も多いと思います。
その場合は、条件を入力すると対応エリアのリフォーム会社にまとめて見積もり依頼ができる、一括見積もりサービスを使う方法があります。
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比較のスタートラインとして、こうしたサービスで候補を集めるのも一つの手です。
まずは比較してみることから
条件を一度入力するだけで、対応エリアのリフォーム会社から無料で見積もりが届きます。
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リフォーム相見積もりの正しい取り方【手順】
相見積もりは「ただ複数社に頼む」だけでは意味がありません。
比較できる形で頼むのがコツです。
ここでは正しい取り方を手順で紹介します。
- ①まず「条件・仕様」を自分の中で固める
一番大事なのが、依頼する前に「条件」を決めておくことです。
条件がバラバラのまま頼むと、いざ見積もりが出たときに、内容が違いすぎて比較ができなくなってしまいます。
- ② 全社に「まったく同じ条件」で依頼する
比較の大前提は、各社に同じ内容・同じ要望で見積もりを依頼することです。
ここで中の人として、ひとつ注意を。
業者によっては、あえて他社と同じ内容で見積もらないことがあります。理由は単純で、同じ土俵で比べられると価格競争で負けるから。「同じ条件で戦わない」作戦です。
なので、各社が同じ条件で出しているか、必ず確認してください。 - ③ 内容がまだ曖昧なら「1社で固めてから」他社へ
水回りの交換などは、ショールームで実際に製品を決めてしまい、そのプランシートを元に「これに交換したらいくら?」と頼むのが一番ブレません。
一方、間取り変更などイメージがまだ曖昧な場合は、まず1社に来てもらって内容を固める → その内容がベストだと思えたら、他社にも「この内容で見積もりを」と依頼する。
この進め方だと、各社を同じ土俵で比べられます。
リフォーム相見積もりのマナー・やってはいけないこと
相見積もりには、知らないと損する「やってはいけないこと」があります。ここを押さえるだけで、業者との関係もスムーズになります。
「相見積もり中」は隠さず、正直に伝えてOK
たまに相見積もりであることを隠す方がいますが、むしろ伝えた方がお客様にメリットがあります。
競争相手がいると分かれば、業者は最初から金額を落とした状態で提案してくることが多いからです。
予算を「少なめ」に偽らない
「予算を低めに言えば安く出るのでは」と考える方がいますが、おすすめできません。
安く伝えると、それに合わせて性能の低い物で見積もられてしまい、工事後の不満につながる恐れがあります。
断るときは「きっぱり」断る
やらないと決めたら、はっきり断りましょう。
「検討します」と曖昧にしてズルズル引き延ばすのは、お互いにとってよくありません。
営業担当も、失注なら失注で早く整理したいもの。
やる・やらないをはっきり伝えるのがマナーです。
断り方の文例【そのまま使ってOK】
断りの連絡は、シンプルなもので十分です。
そのまま使える文例を置いておきます。
複数社で検討した結果、今回は他社にお願いすることにしました。ご対応いただきありがとうございました。
理由を細かく説明したり、決めた会社名や金額を伝えたりする必要はありません。
「金額が合わなくて」と理由を添えると、再提案の電話につながることもあります。決めたあとの連絡は、結論だけで大丈夫です。
メールで断っても失礼にはあたりません。
他社の見積もりを見せて値引き交渉してもいい?
結論から言うと、金額だけを見せて「これより安くして」と迫るのはおすすめしません。
業者側は、工事内容を削って金額だけ合わせる対応もできてしまうからです。
安くなったように見えて、工事範囲やグレードが下がっていたら本末転倒です。
一方で、「他社は同じ条件でこの金額でした」と条件ごと正直に伝えるのは問題ありません。
中の人としても、条件のそろった比較はむしろ歓迎です。金額の根拠を説明する機会になるからです。
リフォーム相見積もりは「金額以外」もチェック
相見積もりというと金額に目が行きがちですが、良い業者を見抜くには金額以外のポイントが超重要です。
中の人として、ここを見てほしいという点を挙げます。
見積書の各項目(一式・諸経費・追加工事)の見方は、こちらでくわしく解説しています。

リフォーム相見積もりを効率よく取る方法💰

とはいえ、自分で2〜3社を探して、一社ずつ連絡して日程を組むのは、正直かなり大変です。
そこで便利なのが、無料でまとめて複数社に見積もりを依頼できる「一括見積もりサービス」です。条件を入力するだけで、対応エリアの会社から無料で見積もりが届くので、相見積もりの最初の一歩がぐっとラクになります。
中の人として正直に言うと、相見積もりを取られる業者は、いいかげんな金額を出しにくくなります。「比べている」と分かるだけで、こちらも本気の見積もりを出す。
だからこそ、まず複数社に当たることをおすすめします。
一括見積もりサービスのデメリットと、営業連絡を抑える使い方は、こちらでまとめています。

一括見積もりサービスのデメリットと、営業連絡を抑える使い方は、こちらでまとめています。

まとめ|リフォーム相見積もりで損しないために
最後に、相見積もりのポイントをおさらいします。
- 相見積もりは2〜3社がベスト(多すぎても変わらない)
- 同じ条件で依頼する(業者が土俵をずらす点に注意)
- 内容が曖昧なら1社で固めてから他社へ
- 相見積もり中と正直に伝える/予算は偽らない/断るときはきっぱり
- 金額だけでなく担当者・誠実さ・職人・議事録もチェック
正しく相見積もりを取れば、価格も品質も納得のいくリフォームに近づきます。
焦らず、比べて、信頼できる一社を選んでください。
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